北九州市が59年間続く人口流出に歯止めをかけようと、市外からの転入者の呼び込みと市民の流出抑止の二正面作戦に挑む。市はこのほどまとめた「基本構想・計画(最終案)」で、2028年に1000人の転入超過を達成する目標を明記した。23年は206人の転出超過だった。1000人超の流出が続いていたかつての状況からは改善しつつあるが、悲願達成には外国人と若者をいかに定着させるかがカギとなる。

同市の推計人口...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC238QQ0T20C24A1000000/