※2/14(水) 8:00配信
毎日新聞

 パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスに拉致され、昨年11月下旬に解放されたイスラエル人の少女(17)が、ハマス戦闘員が別の人質女性に対して行った性暴力を証言した。ハマスは依然として100人以上の人質を拘束しているが、十数人の女性が含まれており、被害の拡大が懸念される。

 証言をしたのはアガム・ゴールドシュタインアルモグさん。米IT大手メタ幹部のシェリル・サンドバーグ氏が今月13日、撮影中のドキュメンタリーの一部として証言を公開した。

 ゴールドシュタインアルモグさんは拘束中、一人の女性から性暴力の被害を聞いたという。証言によると、女性はアパートで監視役の戦闘員と2人きりになった際、別の場所に移動するための準備をするように指示された。その後、女性が腕を洗っていたところ、戦闘員が部屋に侵入してきて頭に銃を突きつけられ、性暴力を受けた。最後に「このことは誰にも言うな」と口止めされたという。

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