インターネット通販「アマゾン」の商品交換サービスを悪用し、タブレット端末などをだまし取ったとして、警視庁犯罪収益対策課は14日、東京都品川区西五反田1、職業不詳、畑中佑斗容疑者(24)と同社の契約ドライバー3人を詐欺容疑で逮捕した。警視庁は22年2月〜23年11月にタブレット端末など約1300台(販売価格計約6300万円)をだまし取ったとみて調べている。

 逮捕容疑は、4人は共謀して2023年6月、アマゾンのサイトで他人のアカウントを使ってタブレット端末と脱毛器を購入。カスタマーセンターに「商品の電源が入らない」などとうそをついて返品を申し出て、再発送されてきた商品をだまし取ったとしている。認否を明らかにしていない。

 警視庁によると、3人の契約ドライバーはコンビニなどに再発送された商品を受け取る役割だったという。だまし取った商品は転売していたとみている。【林田奈々】

毎日新聞 2024/2/18 09:24(最終更新 2/18 09:24)
https://mainichi.jp/articles/20240218/k00/00m/040/016000c