ウクライナへの侵攻を続けるロシアの軍需企業が、戦車生産に必要な日本製や台湾製の精密機械の部品を調達し続けていることがわかった。日本経済新聞が入手した取引記録の内部資料によると侵攻した2022年2月以降、ロシアの同盟国ベラルーシの政権関係者が中国に設けた企業を通じて各種の部品を買い取り、ロシアに送り続けていた。

ロシアの軍需産業を狙った制裁が第三国経由の貿易などで有効に機能していない実態が浮き彫り...

日本経済新聞
2024年2月23日 17:00 [有料会員限定記事]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR18BMV0Y4A110C2000000/