関西私鉄系コンビニ「アンスリー」、3月12日で27年の歴史に幕…攻勢強める大手に対抗難しく:地域ニュース : 読売新聞
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2024/02/24 06:00
関西経済

 関西の大手私鉄3社が駅構内中心に展開してきたコンビニエンスストア「アンスリー」が3月12日で、27年の歴史に幕を下ろす。攻勢を強める大手コンビニに、自前の品ぞろえやサービスで対抗するのが難しくなり、大手コンビニのフランチャイズ(FC)店やほかの業態への転換を迫られた。関西私鉄の独自ブランドのコンビニは全て姿を消すことになる。(吉田雄人)

アンスリーは1997年、京阪電気鉄道、南海電気鉄道、阪神電気鉄道の3社が共同展開を開始した。名称は、社名をローマ字表記すると「KEIHAN」「NANKAI」「HANSHIN」といずれも「AN(アン)」が含まれることに由来。共通の名称で効率的に知名度を高め、大手コンビニに対抗する狙いがあった。

 2005年以降、3社は商品企画やスタッフの研修で連携するようになった。

 だが、その後、足並みは乱れ始めた。阪神は阪急電鉄との経営統合に伴い、09年に阪急傘下のコンビニ「アズナス」に店舗を統一した。

 イベントチケットの取り扱いなど物販以外の豊富なサービスをそろえた大手コンビニの店舗が駅周辺に増え、競争も激化。京阪は21年から、総菜や弁当が充実した自社運営の簡易スーパー「もより市」に、南海も22年から、セブン―イレブンに転換を始めた。

 南海は23年に全店の転換を終えており、京阪も来月12日、京橋駅構内の店舗を最後に、全店の営業を終了する。(略)

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