調査期間:2024年1月29日~2月3日、

軍民共用に6割「反対」 波照間空港、説明会希望7割超:八重山毎日新聞
https://www.y-mainichi.co.jp/news/40295

2024/02/23 09:38

前泊正人町長へ波照間空港のアンケート調査結果を踏まえた要望書を手渡す東金嶺肇氏(右から2人目)ら=22日午後、竹富町役場町長室

特定重要拠点整備 住民向けアンケート調査

 波照間空港の特定重要拠点空港・港湾指定を巡り、有志らが住民向けに実施したアンケート調査で、回答者の57.9%が軍民共用での使用と滑走路延長に反対していることが22日、分かった。賛成・容認の26.1%の2倍以上となっている。八重山圏域の指定候補とされている5施設で初めて地区住民の民意が示されたことになる。町側に説明会の開催を求める意見も76.4%と多数を占めた。

 アンケートは、町議会議員の東金嶺肇氏が代表を務める「波照間空港を軍民共用に使用させたくない住民の賛同者会」(5人)が1月29日から2月3日までの間、全島民462人のうち18歳以上の380人を対象に実施。全戸配布した331枚のうち233枚(回収率70.3%)の回答があった。

 軍民共用での使用と滑走路延長についてはその他を含む5択が設けられ、このうち「軍民共用の使用は認めたくない。滑走路延長は不安でしなくてよい」が71人(30.5%)で最多。次いで「軍民共用の使用はどちらかと言えばイヤなので滑走路は今のままでよい」が64人(27.5%)で反対意見が過半数を占めた。

 一方で「軍民共用の使用は必要で滑走路延長をぜひしてほしい」が17人(7.3%)、「軍民共用の使用は仕方ないと考え、滑走路延長はできればしてほしい」が44人(18.9%)だった。

 「その他」の記述には賛成や反対意見も含まれており、「軍民共用の使用は認めたくない。滑走路延長はやってほしい」、「軍民共用は仕方ないが滑走路はそのままでよい」などがあった。

 地元説明会の必要性を問う設問では「ぜひ開催してほしい」が143人(61.4%)、「できれば開催してほしい」が35人(15%)で開催を望む声が7割以上に上った。

(略)

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