※2024/02/27 00:35
読売新聞

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は25日の記者会見で、ロシア軍が今年5月以降にウクライナ領土への再攻勢に乗り出す可能性に言及した。米議会の党派対立で軍事支援が滞り、武器弾薬の不足が深刻化する中で、守勢を強いられるウクライナ軍がどう持ちこたえるかが焦点となる。

 ロシアによる侵略開始から2年に合わせ、キーウで開かれたフォーラムでの記者会見で、ゼレンスキー氏は「戦争がどういう形式で終わるかは、今年にかかっている」と強調した。露軍が再攻勢に出る時期については「夏の初めか、5月の終わり」との見方を示した。

 ゼレンスキー氏は、戦争の行方を占う上で最も重要になるのが米国政治の動向だとの見解を示した。「今後数か月は我々にとって厳しくなる。(11月に)行われる大統領選が転換点になる」と述べた。

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