(ブルームバーグ): ブルームバーグ・ニュースとモーニング・コンサルタントが行った最新の世論調査によると、11月の米大統領選の勝敗を左右するとみられる激戦州では、有権者の8割がバイデン大統領(81)は高齢すぎると考えていることが分かった。バイデン氏の高齢不安が民主党の中核支持層にまで広がっていることを示唆している。

大統領選の有力候補について尋ねたところ、全体で激戦州の有権者の8割がバイデン氏は高齢すぎると回答した。今回の調査は、機密文書の持ち出し問題を調査していたハー特別検察官がバイデン氏を「記憶力の悪い年配者」と記述した報告書の公表後に行われた。

バイデン米大統領、知力と年齢を疑問視する特別検察官の報告書を非難

対照的に、バイデン氏の対抗馬となることがほぼ確実視されているトランプ前大統領(77歳)について「高齢すぎる」とした回答は半数未満だった。だが、調査ではトランプ氏自身が抱えている脆弱(ぜいじゃく)性も露呈。激戦州の有権者の過半数がトランプ氏は危険だと回答した。

激戦州の有権者の約6割がトランプ氏は危険だと考えており、この傾向は浮動層でとりわけ顕著だった。浮動層が激戦州の有権者に占める割合は1割未満だ。本選でトランプ氏に投票すると回答した有権者ですら、28%はトランプ氏が危険だとの見方を示している。

全文はソースで 最終更新:2/29(木) 23:59
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