週明けの18日の東京株式市場、日経平均株価は、円安の進行などを受けて幅広い銘柄に買い注文が集まり、一時、900円以上値上がりしています。

外国為替市場では、アメリカで利下げの時期が遅れるとの見方が広がり長期金利が上昇していることを背景に、円を売ってドルを買う動きが強まり、一時、1ドル=149円台まで円安が進んでいます。

これを受けて株式市場では、取り引き開始直後から自動車や電機など輸出関連を中心に幅広い銘柄に買い注文が集まり、日経平均株価は一時、900円以上値上がりしています。

▽日経平均株価、午前の終値は、先週末の終値より813円79銭高い、3万9521円43銭。

▽東証株価指数=トピックスは40.35上がって、2711.15。

▽午前の出来高は9億7160万株でした。

市場関係者は「市場では日銀がきょうから開く会合で大規模な金融緩和策を転換するという見方が一段と強まっている一方、日銀が金融政策を転換しても緩和的な金融環境が続くという見方が大勢だ。日銀の政策決定をめぐる市場の不透明感が和らいだことも安心材料となり、株価を押し上げている」と話しています。

NHK NEWS WEB  2024年3月18日 12時11分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240318/k10014394111000.html