19日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比263円16銭高の4万3円60銭だった。2日連続で値上がりし、今月6日以来、約2週間ぶりに4万円台を回復した。

東京証券取引所
 前日に日経平均は1000円以上上昇しており、反動から当面の利益を確定するための売り注文が先行した。株価水準の高い半導体株の一部や精密機械株の値下がりが目立った。日経平均は午前に前日終値比でマイナスで推移した。

 午後0時半過ぎ、日本銀行がマイナス金利政策の解除を公表すると、市場では想定内の結果と受け止められて安心感が広がり、日経平均はプラスに転じた。円相場が円安・ドル高に振れて、業績が押し上げられる自動車などの輸出関連株が値上がりした。

 東証株価指数(TOPIX)は28・98ポイント高い2750・97。

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240319-OYT1T50151/