【ロンドン=山下晃】日銀が大規模緩和の解除を決めた。世界最大規模の債券ヘッジファンドで日本国債の取引規模が大きい英キャプラ・インベストメント・マネジメントの浅井将雄・共同創業者に金融政策の先行きを聞いたところ、「賃金・物価動向を踏まえながら半年ごとに0.25%ずつの利上げを年内に1回、2025年にも2回程度行う可能性がある」と指摘した。米金利が下がりにくく、為替相場では円安圧力が続くとみる。

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日本経済新聞 2024年3月20日 5:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR19D8H0Z10C24A3000000/