【ワシントン時事】日立製作所と米ワシントン首都圏交通局は19日、首都の「足」となる新たな地下鉄車両のモックアップ(実物大の模型)を報道陣に公開した。2026年にも本格導入が見込まれる。ワシントン中心部での一般公開は20日から。

 新車両はアルミ製で軽量化に努めるほか、自転車やベビーカーを置くためのスペースを備え、乗客の利便性や快適さに配慮した。また、指令室からの運行情報や指示を車内のスクリーンに直接伝達するなど、デジタル化も進める。

 日立は新車両を北部メリーランド州の工場で製造する。24年夏からフル稼働し、関係者によると、25年に最初の車両が納入される見通し。

時事通信 2024年03月20日09時53分配信
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