https://news.yahoo.co.jp/articles/217668886922386c2c0134e447a3a6c1b8427e5d
 ブラジル連邦警察は、新型コロナウイルスのワクチン接種記録を改ざんした疑いでボルソナロ前大統領を立件した。
主要メディアが19日、一斉に報じた。
ボルソナロ氏は昨年5月、今回の事件に関連し、自宅に捜索が入り携帯電話を押収されていた。

報道によれば、ボルソナロ氏は2022年、偽の接種記録を入手するよう部下に指示。
その後、接種記録に関する保健省のデータベースに偽の情報が加えられた。
同氏は「ワクチン未接種」と表明していたが、記録の書き換えが行われた後、当時、入国する際にワクチン接種証明書の提示が義務付けられていた米国を訪問した。

ボルソナロ氏の担当弁護士は、現職大統領として旅行する際、証明書の提示は完全に免除されていたと指摘。
同氏を無力化しようとする「政治的迫害だ」と、警察の対応を批判している。