2024年3月21日(木) 14:53

1970年代の「連続企業爆破事件」で指名手配され、容疑者死亡のまま警視庁に書類送検されていた過激派「東アジア反日武装戦線」の桐島聡容疑者について、東京地検はきょう、不起訴処分にしました。

桐島容疑者は、1974年から75年にかけて起きた連続企業爆破事件で指名手配され、50年近く逃亡していました。

今年1月中旬、「内田洋」と名乗る男が末期の胃がんを患い神奈川県・鎌倉市内の病院に入院し、「自分は桐島聡です」と打ち明け、その4日後に死亡しました。

警視庁公安部は桐島容疑者の親族のDNA型鑑定などから男は桐島容疑者本人と断定し、爆発物取締罰則違反と殺人未遂の疑いで容疑者死亡のまま書類送検していました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1066675?display=1