【ムラボ(インドネシア)AFP時事】国連は22日、インドネシア最西端のアチェ州沖で今週起きた船の転覆により、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ難民多数が死亡したか行方不明になった恐れがあると発表した。

 救助された人によると、船には151人が乗っていた。船は数週間にわたって漂流した後、20日に転覆。地元当局は21日に69人を救助した。

 地元当局は22日、乗客のリストがないことを理由に捜索を終了。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、行方不明者の死亡が確認されれば、ロヒンギャにとって今年最大の海難事故となる。

時事通信 2024年03月23日10時26分配信
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