小林製薬は28日、「紅こうじ」を使ったサプリメントを摂取した2人の死亡を新たに確認したと発表した。サプリを摂取後に死亡した人は計4人となった。小林製薬は28日、大阪市のホテルで定時株主総会を開いた。同社が製造した「紅こうじ」のサプリメントで健康被害が拡大しており、小林章浩社長が最新の状況を説明。サプリを摂取した2人が死亡したことが判明して以降、小林氏が見解を示すのは初めて。

 総会は非公開で実施。小林氏ら7人の取締役選任議案などを審議。

 小林製薬は、自社が製造する紅こうじサプリを摂取した人に腎疾患などの症状が発生していると22日に発表。健康被害の相談が多数寄せられた。

2024年03月28日 10時13分共同通信
https://www.47news.jp/10712035.html