https://news.yahoo.co.jp/articles/edb607eb1db1918da011209211dce7ae80b37107
 ロシア・モスクワ郊外のコンサート会場で22日に発生した銃乱射テロ事件で、米ブルームバーグ通信は26日、
プーチン政権高官らは「ウクライナ関与の証拠はない」という見方でおおむね一致していると報じた。

関係者によると、プーチン大統領はこうした議論を承知の上で「ウクライナにおける戦争へのロシア国民の支持を固めようと、惨事を利用する方針だ」という。

事件では、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出し、実行犯として中央アジア・タジキスタン国籍の容疑者4人が拘束された。
タジクの隣国アフガニスタンを拠点とするIS系の「イスラム国ホラサン州」(IS―K)が関わったと伝えられる。

ブルームバーグによれば、政権当局者らは討議の場で、テロ実行犯とウクライナ政府の間につながりはないという見解で一致した。
この場にはプーチン氏も同席していたという。