台湾東部を襲った地震は、被災者の生存率が大幅に下がるとされる発生から72時間が過ぎた6日、新たに1人の遺体が見つかった。

観光地・太魯閣(タロコ)公園の遊歩道で遺体で見つかったのは20代の女性で、地震による大規模な落石に巻き込まれたとみられている。

この遊歩道では、これまでにも2人の遺体が見つかっていた。

これにより、地震による死者は13人、安否不明者は6人となった。

一方、道路が寸断されるなどして山間部に取り残された人たちの救助活動が現在も続けられている。

救助された人「まだ救助のヘリやバスを待っている人たちがいる」

6日に一部の道路は開通したが、救助拠点につながるルートの復旧は7日以降となる見込みで、まだ344人が山奥に取り残されたままとなっている。
フジテレビ,国際取材部

https://news.yahoo.co.jp/articles/afbca8a96f1cfa1ddb871fd6399df175df8d3b83