※4/12(金) 16:21配信
チューリップテレビ

病気や災害などで親を亡くした子どもたちの教育費を支援する「あしなが奨学金」の申請が急増し、全国では1800人と過去最多にのぼりました。一方で、申請者の急増に奨学資金が追いつかず、給付対象に採用されたのは、申請者の半数以下の815人にとどまりました。このままだと給付の採用数をさらに減らさざるをえない状況で、関係者は街頭活動を本格化させ、寄付を呼びかけることにしています。

奨学資金への寄付を呼びかけている「あしなが学生募金事務局」によりますと、2024年4月に高校入学の生徒が対象の申請件数は、これまで過去最多だった2008年の1515人を上回る1800人にのぼりました。

申請者の急増に奨学資金が追いつかず、給付の採用者は815人と、採用率は過去最低の45.3パーセントでした。

このうち富山県では2023年は申請者6人に対し給付の採用者はなし。2024年は12人と倍増し、採用者は8人にとどまりました。

申請者が急増した背景には、これまで貸与型と給付型の2種類であったものが2023年から給付型のみに移行したことと、物価の高騰や新型コロナの影響で家庭の収入が減ったためではないかとみられています。

■街頭活動で奨学資金への支援呼びかけへ

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