自民党の野田聖子元少子化担当相は16日の衆院本会議で、「共同親権」法案に反対した。採決で起立せず、異例の対応。記者団の取材に「子どものための法案だったのが、政党間のけんかみたいになっていて、賛成しかねるという思いに駆られた」と説明した。

 野田氏は、共同親権導入に慎重な国会議員による超党派勉強会の発起人。これまでの会合で、法案について「党全体としての議論をほとんどやっていない状態だ。中身が周知されていない」と指摘していた。

時事通信 政治部2024年04月16日20時46分配信
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