【ベルリン=南毅郎】欧州最大の経済大国ドイツで景気回復の遅れが目立っている。ドイツ政府の試算では2024年の実質成長率は0.3%と振るわず、日本を含む主要7カ国(G7)で最低になる見通しだ。ショルツ政権への不信から産業空洞化の懸念も影を落とす。

「生産性と潜在成長率の見通しが非常に低い。中長期的に高成長を実現するには構造変化が必要だ」

ハベック経済・気候相は24日、春の景気予測の発表で危機感を訴...(以下有料版で,残り1222文)
日本経済新聞 2024年4月29日 0:00
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