30日早く、インドネシアの火山で大規模な噴火が発生しました。気象庁は引き続き噴火による津波の有無や日本への影響を調べていて、午前8時30分現在、日本や海外の観測点で目立った潮位の変化は観測されていないということです。

気象庁によりますと、日本時間の30日午前4時ごろ、インドネシアのルアング火山で大規模な噴火が発生し、噴煙が上空およそ1万9000メートルまで上がりました。

大規模な噴火が起きると、気圧波による津波が発生することがあります。

気象庁は、おととし、南太平洋・トンガの海底火山で起きた大規模な噴火で日本でも潮位の変化が確認されたことを踏まえ、海外で同じような規模の噴火が発生した場合、潮位の変化に関する情報を発信することにしています。

午前8時30分現在、日本や海外の観測点で目立った潮位の変化は観測されていないということです。

気象庁は引き続き日本への影響を調べるとともに今後の情報に注意するよう呼びかけています。
ルアング火山のある島の対岸の住民「噴石降っている」

ルアング火山のある島の対岸のタグランダン島で宿泊施設を経営する38歳の女性は、NHKの取材に対し「ルアング火山が噴火し、噴石が降ってきている。これから避難する」と話していました。

*記事全文は以下ソースにてご覧ください
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240430/k10014436691000.html
2024年4月30日 8時43分 NHK NEWS WEB