乾燥大麻を所持したなどとして、北海道警が帯広畜産大(帯広市)に通う20代の男子学生2人と、同大卒業生で旭川市に住む20代の無職の男を、大麻取締法違反や麻薬特例法違反の疑いで逮捕していたことが1日、わかった。自生する大麻を採取し、自分で使う目的で所持していたとみられるという。

帯広署などによると、学生2人は4月上旬、帯広市内の共同住宅の自室で、乾燥大麻を所持していた疑いで現行犯逮捕された。卒業生の男は在学中の昨年8月ごろ、当時住んでいた同市内の自室で、違法と知りながら大麻とみられる薬物を所持した疑いで、4月下旬に逮捕された。いずれも容疑を認めているという。

3人は知人関係。帯広畜産大によると、サークル、研究室などは一緒ではないという。同大は「大変遺憾であり、詳細を把握した上で厳正に対処する。学生に対する薬物の危険性に対する意識啓発を徹底し、全学をあげて再発防止に取り組む」とコメントした。

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2024/5/1 18:00 朝日新聞デジタル