>>325
日本人の人数が減っていると言われる一方で、賃金そのものは上がっているものの、インフレを考慮すると実質的に賃金が下がる傾向が指摘されています。
背景には、原材料費などのコストとちがい、賃金のコストは円安や海外のインフレによって自動的に上がるというものではないことが、考えられるでしょう。
また、減ってゆく日本人ではなく海外の人々を消費者として重視する事で、インフレに対応して日本で働く人々の賃金のコストを上昇させてかれらの消費を保つ必要は軽減されるとともに、コストの上昇を抑えられれば、海外の消費者にとっての魅力(安さ)に繋がり、国際的な競争に有利に働くメリットが、考えられるでしょう。