環境省は23日、新潟県佐渡市の野生下で生まれたペアから昨年、誕生した「純野生」の1歳の雌トキが、新潟市で確認されたと発表した。純野生トキが本州で確認されるのは2例目。

同省によると、23日午前7時ごろ、新潟市内の海岸線を飛んでいるトキを市民が写真撮影。連絡を受けた環境省の職員が写真を見て、装着していた足輪から純野生の雌と判明した。

純野生トキは昨年、40年ぶりに誕生。この雌トキなど6羽が巣立った。別の雌トキ1羽が今月13日、新潟市に飛来している。

http://www.sankei.com/life/news/170423/lif1704230031-n1.html