http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042801313&;g=eco

 ホンダが28日発表した2017年3月期連結決算(国際会計基準)は、営業利益が前期比67.0%増の8407億1100万円と大幅に増加した。円高ドル安で2800億円超の利益が押し下げられたが、タカタ製の欠陥エアバッグ関連のリコール(回収・無償修理)費用が減り、新車販売も米国や中国で好調だった。四輪車の世界販売台数は502万8000台と過去最高だった。

 純利益は79.0%増の6165億6900万円。売上高は円高の影響で、4.1%減の13兆9992億円に減少した。

 18年3月期は、世界販売が508万台と過去最高を更新し、売上高は1.4%増の14兆2000億円。ただ、前期よりも円高が進み、営業利益は16.1%減の7050億円、純利益が14.0%減の5300億円を見込む。(2017/04/28-19:41)