中部企業の2017年3月期決算発表がヤマ場を迎えた。昨年前半の円高や消費不振といった逆風にもかかわらず、主要企業の3社に1社の純利益が過去最高を更新したことが分かった。

アジア市場などの成長が追い風になった自動車部品メーカーのほか、独自技術を持つ中堅企業や消費の変化をつかんだサービス業が目立つ。自動車関連以外にも強いナゴヤ企業の存在が浮き彫りになった。

■車関連、アジア需要つかむ

 9日までに前期の決…

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