http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170515/k10010982191000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_015

天皇陛下は、せきと発熱を伴うかぜの症状があるため、15日午後の公務を取りやめ、17日から皇后さまと予定していた栃木県日光市への旅行も取りやめられることになりました。
宮内庁によりますと、天皇陛下は、せきと発熱をともなうかぜの症状があり、15日午後に皇居宮殿で予定されていた春の叙勲の勲章受章者の拝謁を取りやめられ、皇太子さまが代わりを務められました。

天皇陛下は皇居などの清掃を行う「勤労奉仕団」との懇談も見送られ、皇后さまがお一人で臨んで天皇陛下の感謝の気持ちを伝えられたということです。

また、両陛下は17日から2泊3日の日程で、戦時中、天皇陛下の疎開先だった栃木県日光市を旅行する予定でしたが、取りやめられることになりました。

天皇陛下は、お住まいの御所で安静にされているということで、宮内庁は16日の公務については改めて判断するとしています。

日光市への旅行は、戦後70年のおととし秋と、去年春にも計画されましたが、それぞれ直前に起きた「関東・東北豪雨」と「熊本地震」を受けて取りやめられていて、宮内庁によりますと両陛下は今回の取りやめを大変残念に思い、準備などに携わってきた関係者に感謝の気持ちを示されているということです。

5月15日 18時39分

【追加情報】
深刻な状況ではなく、15日午後のインフルエンザの検査では、陽性反応も出ていない。

http://jp.mobile.reuters.com/article/idJP2017051501001769
2017年 5月 15日 7:06 PM JST