週刊誌「週刊新潮」が、ライバル誌「週刊文春」が新潮の中づり広告を入手し、スクープ記事を事前に察知していたとの記事を、18日発売の最新号に掲載することがわかった。

「週刊新潮」編集部によると、販売前の最新号の内容が書かれた中づり広告は発売の2日前に作成されるが、
取次会社の「トーハン」の社員から「週刊文春」を担当する文芸春秋の社員に新潮の中づり広告が貸し出されていたという。

18日発売の週刊新潮最新号はこの中づり広告をコピーする文春担当の社員をとらえた写真を掲載し、
朝日新聞の慰安婦報道をめぐる記事などを例にあげ、同じ発売日の文春が新潮のスクープ記事を盗み取り追いかけて書いていたと主張している。

一方、日本テレビの取材に対し、週刊文春を発行する「文芸春秋」広報部は「情報を不正あるいは不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したなどの事実は一切ありません」とコメントしている。
また取次会社のトーハンは「中づり広告は秘密保持の対象とは認識していなかった」と説明している。

新潮の中づり広告をコピーする文春担当の社員をとらえた写真
http://www.news24.jp/images/photo/2017/05/17/20170517-151849-1-0006_l.jpg

配信 2017年5月17日 15:33

日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2017/05/17/07361731.html

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