長岡寺泊漁港で珍種$揚げ

長岡市の寺泊漁港で、目が体の右側にある珍しいヒラメが水揚げされた。ヒラメとカレイは「左ヒラメに右カレイ」と見分けるのが一般的。
寺泊水族博物館のスタッフによってヒラメだと確認され、漁協関係者らが驚いている。

この魚は17日に地元の漁師の北沢太一さん(33)が定置網で捕らえた。
この時期は網にカレイがかかることはほとんどない中、1匹だけ目の位置が体の右側にある魚がいることに気づき、珍しいヒラメではないかといけすに入れて生かしておいた。

ヒラメは通常、腹を手前に置いた場合、頭が左を向くが、今回見つかった魚は頭が右を向いていた。

寺泊漁業協同組合から連絡を受けた寺泊水族博物館のスタッフが19日に確認したところ、歯の鋭さや顔の特徴からヒラメと確認された。
体長は61センチで、水族博物館によると、右向きのヒラメは珍しいという。

北沢さんは「14年ほど漁師をしているが初めて見た」と驚いた様子。ひれに傷が付いているが、水族博物館は、魚体が回復すれば一般公開を検討する。

一般的な個体と違い、目の位置が体の右側にあるヒラメ
http://www.niigata-nippo.co.jp/newsfile/image/0042798000271667s.jpg

配信 2017/05/21 12:15

新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170521325114.html