講談社は24日、ノーベル賞作家の大江健三郎さん(82)の現在では入手困難な作品を多数含む全集(全15巻)を刊行すると発表した。タイトルは『大江健三郎全小説』で、来年7月に刊行を始め、2019年9月に完結する予定だ。東京大文学部に在学中の1957年のデビュー作「奇妙な仕事」をはじめ、文芸雑誌に発表後に右翼の抗議を受けて書籍化されなかった「政治少年死す−セヴンティーン第二部」など計95編を収録する予定。

大江さんは政治や性に関する青年の苦悩や弱者との共生を小説で表現し続け、94年に日本人で川端康成以来2人目となるノーベル文学賞を受賞した。全集刊行を前に大江さんは「私はこうして小説を書く人間となり、その連続を生き、生を終えようとしています」とのコメントを発表した。大江さんの全集は新潮社が60〜70年代と90年代に、岩波書店が80年代に刊行している。【鶴谷真】

http://mainichi.jp/articles/20170525/k00/00m/040/068000c

★1:2017/05/24(水) 20:35:58.94
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