インターネットで募集した主婦らが売り子となり、ネットオークションで偽ブランド品を販売していた事件で、埼玉県警などが大阪市に住む韓国籍の女(69)を商標法違反(販売目的所持)の疑いで逮捕したことが24日、捜査関係者への取材でわかった。

 女の自宅からは大量の偽ブランド品が押収されており、県警は販売グループへの供給元の一つだったとみている。

 捜査関係者によると、女は昨年11月24日、自宅で「プラダ」や「ルイ・ヴィトン」のバッグ、靴などを模造した偽ブランド品約2700点を販売目的で所持し、両社などの商標権を侵害した疑い。韓国などから仕入れたとみられる。

 事件では、求人サイトで主婦らを募集したなどとして8人が逮捕された。このうち2人が、商標法違反で罰金100万円と50万円の略式命令を受けた。

2017/5/25 7:44 読売新聞
http://sp.yomiuri.co.jp/national/20170525-OYT1T50032.html?from=ytop_ylist