米電気自動車(EV)大手テスラの日本法人は3日、国内6店目となる直営店を名古屋市内にオープンした。
売り場面積は643平方メートルで国内最大。トヨタ自動車のお膝元である中部地区への出店は初めてだが、
「名古屋を拠点にEVの良さを広く伝えていく」(担当者)考えだ。

 新店舗は整備工場を併設し、店内には主力セダンの「モデルS」やEV初となる市販のスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」などを展示。
EVの仕組みや搭載する自動運転機能などの説明が受けられるほか、試乗もできる。

 大容量のバッテリーを積むテスラのEVは、1回の充電で最大600キロ以上走行でき、スポーツカー並みの加速力を持つ。
モデルSが900万円から、モデルXが1078万円からといずれも高額だが、初日から多くの人が来店した。
名古屋市に住む60代の男性客は「もう少し安くなってほしいが、また試乗に来たい」と話していた。(2017/06/03-14:31)

時事通信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017060300372&;g=eco