NHKNEWS7月8日 18時51分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170708/k10011050251000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

ポーランドで開かれているユネスコの世界遺産委員会で日本が推薦する福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を世界遺産に登録するかどうかの審議が、日本時間の8日夜から9日未明にかけて行われます。日本政府は構成する8つの資産すべての登録を目指し各国への働きかけをぎりぎりまで続けています。

ポーランド南部のクラクフで開かれているユネスコの世界遺産委員会は、8日、各国から推薦された候補を新たに世界遺産に登録するかどうかを決める審議の2日目を迎えました。

このうち日本が推薦する福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」はこのあと日本時間の8日夜10時から9日未明にかけて行われる審議の中で議論されます。

遺産群をめぐってはユネスコの諮問機関が構成する8つの資産のうち沖ノ島とその周辺の4つに限り「世界遺産にふさわしい」と勧告していて、この4つの資産については世界遺産に登録される見通しです。

これに対して日本政府は8つの資産が一体として信仰の場を作っているとして一括した登録を求め各国に説明をしてきました。

日本政府は審議が始まるぎりぎりまで各国への働きかけを続けることにしていて8つの資産すべての登録が認められるかが注目されます。