http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170710/k10011051561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003

大分県は、記録的な豪雨による土砂崩れでせき止められた川がダム湖のようになっている大分県日田市の小野地区に、現場の様子をとらえるカメラを新たに設置して、24時間体制で監視することになりました。
日田市の小野地区では、記録的な豪雨で小野川がせき止められてダム湖のようになっていて、これまでの雨で周辺の地盤が緩み、今後、雨の降り方によっては水があふれることが心配されています。

このため、大分県は、現場の下流200メートルの地点に1台のカメラを新たに設置しました。カメラの映像は、大分県の河川課と防災センターで職員が24時間体制で監視するほか、福岡市の国土交通省九州地方整備局でも監視するということです。

一方、現場の上流の下横江橋には水位の変化を確認できる目盛りを設置し、県の職員がパトロールを行うということです。大分県は、万が一水があふれる兆候がある場合には住民に早めに避難を呼びかけるとともに、今後、住民に水位のデータなどの周知を検討することにしています。

大分県河川課の梅木裕次郎防災調整監は「何か異常があれば、自治体や土木事務所を通して住民に情報が行き届くように活用していきたい」と話していました。

7月10日 0時21分