【瀋陽、北京共同】中国当局により拘束中の13日に死去したノーベル平和賞受賞者、劉暁波氏について、遼寧省瀋陽市当局者は15日記者会見し、妻の劉霞さんら遺族が参列する中で告別式が同日行われ、遺体を同市で火葬したと明らかにした。
午後に劉氏の遺族の誰かが会見することも明らかにした。

劉霞さんは家族や友人との連絡を一切取れない事実上の監禁下に置かれて自由な発言を許されていない中、当局は「遺族の求めに応じた」と主張し、遺族に人道的な対応をしているとアピールする狙いがある。
劉氏の遺骨の扱いや、焦点となっている劉霞さんの出国問題の行方は不透明だ。

配信　2017/7/15 12:18
共同通信
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