3日午前10時ごろ、富山県黒部市付近を飛行中のヘリコプターがロープでつり下げて運んでいた約700キロの工具類が山中に落下した。けが人はいなかった。
国土交通省は重大インシデントと認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人の現地派遣を決めた。

国交省によると、ヘリは朝日航洋(東京)が運航。黒部市宇奈月町の離着陸場から山中の作業場まで複数回に分け物資を運んでいる最中だった。
離着陸場から東に約1.5キロ、高さ約千メートルを飛行中、つり下げていた工具類の入った網が落ちるのを、搭乗者2人のうち1人が目撃したという。

配信 2017/8/3 16:50
共同通信
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