九州北部豪雨で発生した大量の流木について、福岡県は、いったん仮置き場で保管したうえで火力発電の燃料などとして処理する方針で、すべての流木の処理が終わるまでにおよそ1年半かかると見込んでいます。

九州北部豪雨の被災地では、大量に発生した流木が復興の妨げになっていることから、福岡県は、朝倉市と東峰村での流木の量をおよそ20万トンと独自に推定し処理の方法を検討してきました。

その結果、仮置き場を現在の11か所から25か所に増やして、すべての流木をいったん保管したうえで、その後、別の場所に運んで細かいチップに加工し処理する方針を決めました。チップにしたおよそ20万トンのうち14万トンは、火力発電の燃料や製紙用のチップ、それに、セメントの原料などとして再利用し、残りの6万トンは焼却処分することにしています。

福岡県は、すべての流木の処理が終わるまでにおよそ1年半かかると見込んでいて、平成31年3月までに作業を終えたいとしています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170805/k10011088161000.html
8月5日 4時34分

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