http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170805/k10011088151000.html

8月5日 5時17分
広島市は、6日の原爆の日の平和記念式典に参列する各国の来賓を発表し、トランプ政権に代わって対応が注目されていたアメリカからは、去年に続いて臨時代理大使が出席することになりました。アメリカ政府の代表者の式典への出席は8年連続となります。
広島市によりますと、6日の原爆の日の平和記念式典には、来賓として80の国とEU=ヨーロッパ連合の代表部から駐日大使らが参列する予定で、去年に比べ11か国少ないものの、これまでで3番目に多くなっています。

このうち、オバマ政権下で7年連続で代表者を派遣してきたアメリカは、ことし、トランプ政権に代わって対応が注目されていましたが、去年に続いて臨時代理大使が出席すると回答があったということです。アメリカ政府の代表者の式典への出席は平成22年から8年連続となります。

このほか、核保有国では、イギリス、フランス、ロシアも駐日大使らが出席する一方、中国は欠席する見通しです。また、国連からは軍縮部門トップの中満泉事務次長が参列し、グテーレス事務総長のメッセージを代読することになっています。

各国の大使らは、5日、原爆資料館を見学したり、被爆者の証言を聞いたりする市主催の関連行事に参加する予定です。
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