【ニューヨーク共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリス郊外のモスク(イスラム教礼拝所)に5日早朝、爆発物が投げ込まれた。爆発後に出火し、窓などを損傷したが、すぐに消し止められ、けが人はいなかった。連邦捜査局(FBI)が犯人の行方を追っている。AP通信が報じた。

 事件の背景は不明だが、全米各地でイスラム教徒ら少数派を標的とした嫌がらせなどの憎悪犯罪(ヘイトクライム)が相次いでいる。FBIは即席爆破装置(IED)が犯行に使用されたとみて捜査している。

 モスクはソマリア系住民らが主に利用しており、これまでも電話やメールで脅迫を受けたことがあったという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017080601001345.html
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