地球の影に隠れて月が部分的に欠けて見える「部分月食」が8日未明に起きる。

国立天文台によると、日本全国で観察でき、最大で月の直径の4分の1程度欠けるという。

 今回の部分月食では、南西の空に位置する月が8日午前2時22分に欠け始め、同3時21分に最も欠ける。その後、欠けた部分が徐々に減り、同4時19分に丸い姿に戻るという。日本列島の南西に行くほど空が暗いうちに観察できる。

 気象庁の予報によると、8日は九州や四国は晴天の見通しだが、東京や名古屋は雨や曇りとなっている。

http://yomiuri.co.jp/science/20170806-OYT1T50135.html