「任意保険非加入、高額賠償怖くなり…」重傷ひき逃げ事件で起訴の警部補、停職処分 大阪府警
2017.9.6 19:48

車でミニバイクの女性をはねて重傷を負わせ、そのまま逃走したとして、大阪府警は6日、
自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の罪で起訴された
東住吉署地域課の男性警部補(46)を停職3カ月の懲戒処分とした。
警部補は「任意保険に加入しておらず、高額な賠償金を払うことになると思い、怖くなって逃げた」と説明。
同日付で依願退職した。

事故は8月1日、大阪府交野市(かたのし)星田北の市道交差点で発生。乗用車に乗っていた警部補は、
ミニバイクの60代女性をはねて重傷を負わせ逃走したとして同3日に逮捕され、その後起訴されていた。

警部補は事故後、高槻署を訪れ、「ホームセンターの駐車場で車を当て逃げされた」と申告したが、
「(ひき逃げ事故を)隠すためだった」と話したという。

宮田雅博監察室長は「言語道断の行為であり厳正に処分した」とコメントした。

産経ニュース
http://www.sankei.com/west/news/170906/wst1709060096-n1.html