北朝鮮が15日に発射した弾道ミサイルの種類をめぐり、河野太郎外相が大陸間弾道ミサイル
(ICBM)の可能性に言及したところ、即座に菅義偉官房長官らに打ち消され、その後に発言を
事実上撤回した。

 推測に基づいて発言したとみられ、一人で迷走した格好だ。

 河野氏は1回目の国家安全保障会議(NSC)の終了後、外務省で記者団に
「射程が長いからICBMだと思う」と発言した。これに対し菅氏は記者会見で
「必ずしもそうではない」と否定。小野寺五典防衛相は中距離弾道ミサイルの可能性を指摘した。

 これを受けて、再び記者団から問われた河野氏は「防衛省で分析中だ」と述べるにとどめ、
当初の発言をトーンダウンさせた。 

時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170915-00000056-jij-pol