https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171008-35108467-cnn-int

米ネバダ州ラスベガスで起きた銃乱射事件で、スティーブン・パドック容疑者の
滞在先ホテルの部屋で見つかったメモの中に、ホテル32階の窓から標的となった
コンサートの観客までの距離や軌道に関する計算が記されていたことが
8日までに分かった。捜査当局の情報筋が明かした。

CNNはこれに先立ち、ホテルの部屋の中で数字だけを記したメモが見つかったと
報じていた。メモの中に手書きの計算が記されていることについては、米CBSテレビの
ニュース番組が最初に伝えた。

この部屋の中では今回のメモに加え、火器23丁や弾薬、パドック容疑者の遺体が
発見されている。当局によれば、同容疑者は58人を殺害し500人近くを負傷させた後、
自殺した。

捜査員は残されていた証拠やパドック容疑者の経歴を調査中。強力な突撃銃の収集や
詳細な犯行計画の作成、コンサートの観客への銃撃に至った経緯に関し、手がかりを
探している。

地元の保安官代理が6日の記者会見で明かしたところによれば、当局は1000件以上の
手がかりや関連情報を入手したにもかかわらず、パドック容疑者の動機については
信頼に足る情報を持っていないという。