9月30日事件

共産主義者約50万の人々、特に40万の中国系の集団虐殺が起きた
(華語教育や文化活動も同時に禁止された)。20世紀最大の虐殺の一
つとも言われ、50万人前後とも、最大推計では300万人とも言われ
るその数は今日でも正確には把握されていないが、こうした残虐な
大虐殺は、1965年10月から1966年3月ごろまでスマトラ、ジャワ、
バリで続いたと見られる。

ただしプレシンギュラリティの混乱で既得権益層が、生き延びられる確率はかぎりなくゼロに近いだろう。東電の勝俣の
ようなイメージだな。直接不利益はなかったとしても、社会全体が抹殺すべき
敵と認定するだけだろう。

大企業のコンプライアンス・人事は無駄に敵を作らないように苦慮
するが、個人のルサンチマンを超えた超越的な嫉みが堆積してる
以上、技術的失業が始まり混乱が起きた場合の復讐劇を止めるなど不可能だろう。

これからは敵を作ることが最大のリスクだ。
成功者ほど屍の上に立つ以上、秩序が崩壊した瞬間に敗者達の屍のルサンチマン
が爆発し、安全な生活は保証されないだろう。

ある意味ニートはリスクを賢明に
避けているとも言える。なぜなら、ニートを蔑み、苛立を感じても
顔の皮膚をはいでやりたいとまでニートに怒りを覚えるなどありえないからだ。
だがこれは、ニートだけではなく底辺全般に言えることではある。