朝日新聞 2017年11月1日19時44分

ロイヤルホールディングス(HD、福岡市)は1日、支払いを電子マネーやクレジットカードだけにした実験店を東京都内に6日に開くと発表した。
現金の管理を完全になくすなどして従業員の作業効率を上げ、深刻化する人手不足に対応する狙いだ。

東京都中央区に6日、開店する「GATHERING TABLE PANTRY(ギャザリングテーブルパントリー)」は、現金のやりとりをなくすため、入り口にレジを置かず、電子マネーのチャージもできない。
店舗入り口に「現金お断り」を知らせる表示を出す。

注文はテーブルのタブレット端末から。代金も同じタブレット端末で、電子マネーやクレジットカードを使って支払う。
店舗運営の作業が減ることで、約40席の店を3人で運営できるとロイヤルHDはみている。

今後は、この店で得たノウハウを主力の「ロイヤルホスト」の店舗などにも導入していく方針だ。(牛尾梓)

6日に開店する完全キャッシュレスのレストラン「GATHERING TABLE PANTRY」(ロイヤルホールディングス提供)
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