名古屋市内の私立高校2年の男子生徒26人が、スマートフォンの出会い系アプリに女子高校生を装って書き込みをし、
接触してきた男性に電子マネーを送るよう要求していたことが18日、高校への取材で分かった。実際に電子マネーを
不正に得た生徒もおり、高校は愛知県警に相談している。

高校によると、書き込みは数人の生徒が今年の夏休みに始めたとみられる。女子高校生を装ってアプリに登録し、
メッセージを送信してきた男性に「会いたかったら電子マネーを送って」と要求。1人当たり千〜5千円分を送らせ、
約2万5千円分を入手した生徒もいたという。

電子マネーは、インターネット通販大手「アマゾン」が発行するギフト券で、部活動で使う練習着などを購入していた。

今月8日に保護者から連絡があり発覚。学校の聞き取りに一部の生徒は「手口を知り、興味本位でやってしまった」と
話している。電子マネーを入手したが、使用しなかった生徒もいるという。

高校は「犯罪に値する行為で、他にも関わった生徒がいないか調べている。今後は生徒指導を徹底する」としている。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/11/18/kiji/20171118s00042000205000c.html