http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171121/k10011230771000.html

大阪 寝屋川市でコンクリートが詰められたバケツの中から産まれたばかりの
赤ちゃんと見られる4人の遺体が見つかった事件で、逮捕された53歳の女が
4人はいずれも同じ男性との間に産まれた子どもだとしたうえで、男性に妊娠を
伝えず1人で産んだという趣旨の供述をしていることが警察への取材でわかりました。

20日午後、大阪 寝屋川市にあるマンションの一室の押し入れから、産まれたばかりの
赤ちゃんと見られる4人の遺体が、コンクリートと一緒にバケツの中に詰められた状態で
見つかりました。この部屋に住むアルバイト、斉藤真由美容疑者(53)がおととしの夏に
引っ越して来た際、このうち1人の遺体を運び込んだなどとして、死体遺棄の疑いで
逮捕されました。

警察によりますと、調べに対して4人はいずれも20年以上前の平成4年から9年にかけて、
当時交際していた男性との間に産まれた子どもだとしたうえで、妊娠したことは男性に伝えず
1人で産んだという趣旨の供述をしているということです。

警察は斉藤容疑者と4人との親子関係についてDNA鑑定で確認を進めるとともに、
男性からも話を聞いて当時の状況や詳しいいきさつを調べることにしています。