4案から選ばれた図柄。琵琶湖と湖上に浮かぶ島がデザインされている。(上)カラー版、(下)モノトーン版(県提供)
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国土交通省が来年十月から導入する「地方版図柄入りナンバープレート制度」で、滋賀ナンバー向けの図柄デザイン案が、琵琶湖と島の風景デザインに決まった。県が二十四日、発表した。県から国交省に提案し、来年夏ごろに正式に決まる。

県は先月、ビワコオオナマズや琵琶湖大橋などがあしらわれた四案を提示。今月上旬までの一カ月間、県のホームページでアンケートを実施した。千八百八十七件の回答があり、湖と島のデザインが四割超の八百十九票を得た。

プレートはモノトーンとカラーの二種類。カラーの図柄入りナンバーの交付を受けるには、千円以上の寄付が必要。県の試算では、年間六百二十万円の寄付が見込めるという。

寄付金を観光振興や地域交通の施策に役立てられる見通しで、県は導入初年度の寄付額が確定する一九年三月末以降に具体的な使途を決める。(高田みのり)

配信2017年11月25日
中日新聞
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