新卒の学生などの“売手市場”が続く中、中小企業の採用担当者が会社の魅力をPRし、大学生が審査する催しが千葉市で開かれました。

この催しは、千葉県商工会議所連合会などが開きました。千葉市の会場では、8つの中小企業の採用担当者が、自分が入社した理由を話したり、誕生日に休暇を取得できる制度を紹介したりして、それぞれの会社の魅力をPRしました。

これに対し、審査をした大学生は「学生の知りたいポイントが押さえられていた」、「仕事のイメージが湧かなかった」といった評価をスマートフォンに打ち込んでいました。審査の結果は参加者に伝えられ、今後の採用活動に役立てられるということです。

農産物の直売所を運営する会社の採用担当者は「学生の感想を直接、聞ける機会はあまりないので参考になります。関心を持ってもらえるような工夫をしていきたい」と話していました。

配信12月9日 20時32分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171209/k10011252961000.html